那須インタープリテーション全体計画-vol.2

第2回ワークショップの内容をみなさんにシェアしたいと思います。このワークショップでは、那須の魅力をもっと深掘りし、地域全体でその魅力を発信していくためのアイデアをみんなで考えました。テーマは「不足する資源・体験の発掘とテーマ文の試作」。なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、実際はとても楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

資源の深堀りと物語として伝えるテーマ文
テーマと目標

第1回のワークショップでは、那須の魅力を掘り起こすことに集中しましたが、今回はその続きとして、「まだ見つかっていない資源や体験」をさらに探し出すことがメインでした。そして、それらを活かして「那須の魅力をひとつの物語として伝えるテーマ文」を試作することがもう一つの目標でした。

また、「みんなでつくっている」という意識を高めることも大切なポイント。地域の人々同士の交流を深めることで、那須全体が一体となって取り組む雰囲気をつくることを目指しました。

ワークショップの流れ

不足する資源・体験を発掘
第1回で見つけられなかった資源や体験に焦点を当て、参加者全員でアイデアを出し合いました。「こんな場所があるよ」「こんな体験も那須らしいんじゃない?」といった声が次々と上がり、新たな発見がたくさんありました。

 

テーマ文の試作
発見した資源や体験をもとに、「那須ってどんな場所?」を一言で表現するテーマ文を考えました。試作段階なので完成形ではありませんが、参加者全員で意見を出し合いながら、一貫性のある物語としてまとめるプロセスはとても楽しかったです。

成果と気づき

新たな資源や体験の発掘
第1回では見つけられなかった新しい魅力がたくさん出てきました。これによって、那須の多様性がさらに深まりました!

 

テーマ文の試作
まだ試作段階ですが、「那須らしさ」を表現するテーマ文が少しずつ形になりつつあります。これからさらに磨きをかけていきます。

 

地域の一体感アップ
参加者同士の交流が深まり、「みんなでつくる」という意識が高まりました。一緒に何かをつくり上げることで、地域全体の結束力も強まったように感じます。

これからの展望

次回はさらに具体的なテーマを作り精査をしていく予定です。今回発掘した資源や体験をどう活かすか、どんな方法で那須の魅力を伝えていくか、一緒にアイデアを形にしていきましょう!

地域全体で協力しながら、「那須って素敵だね!」と思ってもらえるような取り組みを続けていきたいと思います。みなさんと一緒に那須の未来を描き、その魅力を次世代へとつないでいけることを心から楽しみにしています。

事務局からのメッセージ

今回も多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。新しい発見やテーマ文の試作という成果だけでなく、地域のみなさん同士の交流や一体感が生まれたことが何より嬉しいです。

ただし、これで終わりではありません!私たちの旅はまだ続いています。次回以降は、今回試作したテーマ文をさらに具体化し、それをどのように活用していくかについて議論していく予定です。また、実際に那須を訪れる人たちに感動や共感を与えるためにはどうすればいいか、一緒に考えていきましょう。

主催:一般社団法人 那須町観光協会(那須町DMO)
事務局:栃木アウトドア事業振興会BERGTOAD