2024年5月には、SUBARUファンを対象とした特別プログラム「那須平成の森×SUBARU 国立公園の自然を愉しもう！」が実施されました。このイベントは、ガイドウォークを通じて那須平成の森の豊かな自然を学ぶだけでなく、ワークショップを通じて具体的な保全活動にも参加するというものです。
特に注目したいのは、森と森のつながりを分断してしまう車道に、動物たちが移動できる架け橋として整備した「アニマルパスウェイ」に注目し、その架け橋に繋がる補助ルートの整備や巣箱の設置といった活動です。参加者は、単なる観察者にとどまらず、生き物たちの視点に立って自然と関わる体験をすることでインタープリターの活動を知り、その先にある、自然の中でのつながりをより深く理解することができたようです。このようなプログラムを通じて、那須平成の森では、今までのプログラムでは届けることの出来なかった、SUBARUのファンの方々に代表される、自然に興味関心はあるものの、必ずしも、那須平成の森を知ることのなかったお客さまにもその魅力を伝えることができ、SUBARU・栃木スバルをはじめとした多様な事業者との協働の価値を実感する機会となったということでした。