那須インタープリテーション全体計画-vol.3

今回は那須地域のインタープリテーション全体計画に関する第3回ワークショップについての報告です。このワークショップでは、地域の皆さんと一緒に「ロードマップの共有」と「テーマ文の精査」を中心に話し合いを行いました。どんなことをやったのか、どんな成果があったのかを、お伝えします。

テーマとは何かの再共有とテーマ文の精査
テーマと目標

今回の第3回ワークショップでは、那須地域のインタープリテーション全体計画のロードマップを共有し、テーマ文の精査を行うことを目的としました。また、今後のアクションに向けて参加者の意識を高めることや、地域の皆さんの想いを反映したテーマ文を作成できるように事務局と那須IPチームによってワークショップが組み立てられました。

ワークショップの流れ

ロードマップの共有を通じて、参加者に今後のIP作成のイメージやその活用方法を考えてもらう
これは、那須のインタープリテーション全体計画を作ることがゴールではなく、活用されるために参加者が今後も関与し続けることが重要であるということを認識してもらうことを目的としました。

 

地域の人々の想いを込めたテーマ文のたたき案を精査
参加者が那須地域と自分自身の距離を縮め、共に作成したIPに対する愛着を育むことを目指しています。また、参加者が自らの手で作り上げたインタープリテーション全体計画とその関連資源を大切にする気持ちを醸成することが狙いです。

 

冊子や体験アイデアの出し合い
冊子の内容や活用方法、さらに那須ならではの体験やサービスについて、自由に意見を出してもらいました。「こんな体験ができたら楽しいんじゃない?」とか、「この場所は絶対紹介したい!」といった具体的なアイデアがたくさん集まりました。

成果と気づき

今後のアクションが明確に
参加者のみなさんに、今後どんなことを進めていくのか、そのイメージをしっかり共有できました。「これからも関わりたい!」という声も多く聞かれました。

 

那須らしいテーマ文
地域のみなさんの意見を取り入れたことで、一体感のあるテーマ文が出来上がりました。これにより、「自分たちで作ったんだ!」という愛着も生まれたようです。

 

具体的なアイデアがいっぱい
冊子や体験プログラムについて、具体的で実現可能なアイデアがたくさん集まりました。これから形にしていくのが楽しみです!

これからの展望

今回集まったアイデアを元にさらに具体的なインタープリテーション全体計画の構成案とテーマを完成させていきたいと思います。「こんなことやってみたい!」という声もどんどん取り入れていきたいので、ぜひまた積極的にご参加ください!

事務局からのメッセージ

今回のワークショップでは、地域のみなさんと一緒に那須の魅力を深掘りし、それをどう伝えていくかを考える素晴らしい時間となりました。特に、テーマ文の精査では多くの意見が飛び交い、「那須ってこういう場所だよね!」という共通認識が生まれたことが大きな成果です。

ただ、まだまだこれは始まりにすぎません!これからもみなさんと一緒に、那須の魅力をさらに発信していくために具体的な行動計画を立てていきたいと思っています。そして、この取り組みが訪れる人々に感動や共感を提供できるものになるよう、引き続き頑張っていきます。

主催:一般社団法人 那須町観光協会(那須町DMO)
事務局:栃木アウトドア事業振興会BERGTOAD